10月9日(木)午後に2年理数科が千葉県木更津市のかずさDNA研究所で研修を行いました。DNA研究に関する講義では、高校での学びと先端研究とのつながりを改めて知り、バイオテクノロジーへの応用例などの興味深いお話を聴きました。かずさDNA研究所で解読されたらん藻のゲノム配列が掲載してある本の厚さに驚き、さらにヒトゲノムの文字量に「これを解読できたなんてすごい!」と興奮していました。また、施設内を回って研究室の様子や解析に利用されている実験機器、研究内容のポスターなども見学しました。研修のメインは、実際に「謎のお肉」のDNAをPCRや電気泳動により分析し正体を探るというDNA鑑定の体験!初めてのマイクロピペット操作やアガロースゲルへの試料注入に戸惑いながらも、研究員の方々からコツを教えていただいて練習を重ね、次第に上達しました。お肉の正体は皆一緒?と思っていたら、生徒一人ひとり異なるお肉だった!という実験後の答え合わせも、大変な盛り上がりでした。最先端の設備と専門的なご指導のもと、科学の面白さと奥深さを実感した研修となりました。かずさDNA研究所の皆様の丁寧なご指導に感謝申し上げます。

 なお、研修の様子は、かずさDNA研究所のホームページにも掲載されています。

詳細はこちら→ https://www.kazusa.or.jp/news/lc20251009/