1年生普通科の生徒63名が吉田小学校、益田小学校、高津小学校に分かれて、小学生に出前実験を行いました。初めに全体実験として、「雲をつくろう」と「水素爆発」をした後、小学生がブースを順番に回っていくスタイルで実施しました。今年は7ブース(スライム・信号反応・味覚/発光実験・視覚・気圧・波動・大気圧)を準備し、本番に臨みました。本番に向け、小学生が分かりやすいようにポスターを作成したり、ブース実験の準備をしたりと班で協力しながら、取り組みました。そもそも実験内容を自分たちがきちんと理解しないと、小学生に教えることはできません。そのために、自分たちが担当する実験の原理をしっかりと把握し、小学生からの質問に答えられるようにと学習も欠かせませんでした。本番は多くの益高生が母校の小学校に戻って、実験を披露するということもあり、会場に着いた瞬間、いつも以上にテンションがあがり、そのまま小学生に向けての出前実験をすることができました。小学校の先生にも成長した姿を見せることができたこと、そして何より、小学生にとって、数年先の未来像を示すことができる機会となりました。これをきっかけに少しでも理科好きの小学生が増えることを願い、これからも継続していきたいプログラムです。