12月3日(金)に横浜で行われた日本分子生物学会に2年課題研究イシドジョウゼミの4名(植田凛子、志賀舞俐香、長澤結、丸本七美)が参加してきました。新型コロナウィルス感染症の影響で、昨年度からほとんどの発表会・学会がオンライン開催になる中、久しぶりに現地での発表会に参加してきました。オンラインでは味わえない、会場の雰囲気・熱気を直に感じることは、とても貴重な体験となりました。

会場はパシフィコ横浜の展示ホールで、企業のブースがあり、様々な大学・研究所のポスターが数え切れないほど、貼られているような広い会場の一角に高校生の口頭発表の場が設けられており、そこでトップバッターとして、口頭発表を行いました。前日にもホテルで、発表の練習を行い、限られた発表時間の中で、うまくこれまでの研究のまとめ、伝えることができたと思います。口頭発表の中には、すべて英語による発表もあり、圧倒されましたが、日本全国、いろいろな高校の発表を聞くことができたのも良い経験でした。その後、ポスター発表に移り、2人1組となり、ポスターセッションを行いました。初めは戸惑っている様子でしたが、段々とコツをつかみ、大学の先生を始め、多くの方たちに自分たちの研究を伝え、また多くのフィードバックを頂くことができました。

オンライン発表は現地にいく時間もなく、便利な方法ですが、やはり発表中に聴講者の反応が分からないというのは、さみしいものがあります。今回改めて、現地で直接、発表することの楽しさを再確認することができました。今秋は、継続研究を中心に発表会に参加してきましたが、今後も校外での発表に積極的に参加させていきたいと思います。