3月20日(土)に山口大学で「令和2年度 山口大学ジュニアリサーチセッション」が開催され、本校から2年生理数科の課題研究を行っている12班が参加しました。島根県、山口県、福岡県から計10校が参加し、科学分野だけでなく、人文社会学など85テーマの発表がありました。今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、例年ポスターセッションの形で行われていた発表がPower Pointによる口頭発表になり、事前審査で選ばれた代表9班による総合発表(午前の部)と各会場13班ずつに分かれて行う一般発表(午後の部)の2展開で開催されました。

 ほとんどの生徒がこのような校外で行われる研究発表会への参加は初めてでしたが、2月に行った益田高校SSH研究発表会で出た反省をふまえ、どの班も前回の発表から格段に発表スキルが向上していると感じました。質疑応答の時間では、発表に対して質問や意見を述べる生徒が非常に多く、積極的にディスカッションする姿が見受けられました。中には、英語で発表する学校に英語で質問する場面もあり、普段の学習がさまざまなところに活かされることを感じたと思います。発表を経て、大学の先生方や参加した高校生からいただいた意見を自分たちの研究につなげてほしいと思います。新型コロナウイルスの影響で校外での発表がなかなかできていなかったため、今回の発表会は生徒たちにとって貴重な経験になりました。

 

〇結果

総合発表の部:

        優秀賞(2位) 数学班 「火災時における最適な避難経路」

一般発表の部

  第6会場 最優秀賞  生物班 「益田地域のマイクロプラスチック」

  第2会場 優秀賞   化学班 「バクテリアセルロースを用いた生分解性マスクの作成と評価」