今年度、新たな試みとして、中学生対象のサイエンスキャンプを8月1日(月)に実施しました。講師には松江東高校で高大連携推進員をされておられる吉崎聡一さんにお越しいただきました。吉崎さんは東京工業大学大学院を卒業後、東レ株式会社に入社後、研究員として研究開発のプロジェクトに従事されておられました。その後、認定NPO法人Teach For Japanフェローとして再生エネルギーや海洋プラスチックをテーマにした探究学習を実践され、今年度から縁あって島根県にこられた方です。今回のサイエンスキャンプで中学生に科学の楽しさ・面白さに触れてもらうだけでなく、実際に自分たちで実験を通して科学的思考を身につけてもらおうという目的にぴったりの講師の方でした。エンジニアと科学者の違いを中学生に分かりやすく説明していただいたり、実験を通して、その2つの違いを体感してもらったりと中学生のキャリア教育にもつながる良い機会になりました。参加してくれた中学生も、積極的に実験に取り組んでおり、楽しそうに思考する姿が印象的でした。今後もこのような機会をつくり、中学生の科学好きを増やしていきたいです。