3月12日(金)に、本校が研究指定校となっている教科研修事業の授業研究会を実施しました。本校国語科では、今年度から新学習指導要領の新設必修科目「言語文化」の研究を行っています。このたびは、県内国語科の先生方23名においでいただき、研究授業と実践報告を行いました。

研究授業は1年生理数科を対象に、富田泰範教諭が新設科目「言語文化」を見据えた授業を実施しました。また、本校の「授業改善プロジェクト事業」を推進する目的を兼ねて「知識構成型ジグソー法」を取り入れた指導計画を立案しました。学習課題に向かって主体的・対話的に取り組む生徒たちのがんばりのおかげで、充実した研修を行うことができました。研究協議では、津和野高等学校 山根幸久教諭の進行で、協調学習の事前事後研修を体験しました。

また、出雲高等学校 飯塚勝教諭による「『これまで』と『これから』をつなぐ国語教育」というテーマでの講義・討議が行われました。飯塚先生の、豊富なご経験とさまざまな実践例を紹介いただき、「言語文化」をはじめとした新学習指導要領について考え、対話する貴重な機会となりました。

この会で得た学びを、本校生徒に還元していくとともに、新科目の実施に向け、全県に発信していきたいと考えています。お世話になりました関係の皆様に厚くお礼申し上げます。