11月19日(火)、カタリ場を開催しました。カタリ場は、『子どもと地域の大人が1対1で対等に自分自身のことを語り合う授業』で、今回は地域の方々と大学生の皆さん合わせて約70名にお越しいただきました。
「大人は子どもとしか話さない」「子どもは大人としか話さない」というルールの下で、大きなひとつの円を作り、「今日はよろしくお願いします」という声とともに大きな拍手で始まりました。
その後、大人1人に対し生徒1~2人のグループに分かれ、自己紹介をしました。
続いて、大人の方々に人生グラフを使って、これまでの人生を語っていただきました。人生グラフは絶頂期と絶望期を記入する場所があり、楽しかったことや苦労された経験などを話してくださいました。生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
その後、今度は生徒たちがそれぞれの人生グラフを作成し、大人と1対1となって、これまでの人生を振り返りました。
その裏では、大人4人による「人生の紙芝居」というコーナーも設けられました。生徒は前もって4人の紙芝居のあらすじを読み、一番興味をもったものを聞きに行きました。
授業後、生徒の感想には「家族や友人以外に大人と話す機会はなかなか貴重で、良い経験になった」・「昨日まで悩んでいたことがすっと消えた」・「自分の話を真剣に聞いてもらえて、思っていることをたくさん話すことができてすっきりした」・「カタリ場以外でも地域の大人と話をしてみたいと思った」などが寄せられました。
皆様方には、生徒たちに貴重な機会を与えてくださり本当にありがとうございました。