2学期の1年生美術Ⅰの授業で、「商品の魅力を伝えるデザイン~ゆずっこのパッケージデザイン~」を行いましたので紹介します。生徒も日頃から親しんでいる益田市の商品「ゆずっこ」のパッケージを、授業で学習した色・形・構成などのデザインの基礎を生かし、魅力を伝えよう、という授業です。益田市内の事業所である(株)みとさん、益田工房さんと連携をし、実際に生徒デザインのゆずっこが限定販売される予定です。

 10月に、益田工房さんに、パッケージデザインの仕事についての講義をして頂きました。真砂豆腐のパッケージデザインがどのようにして生まれたのかなどデザインの魅力と効果について生徒も興味深く聞きました。

 その後、グループに分かれ、ゆずっこを売りたいターゲット、マーケット、デザインのコンセプトなどの方向性を話し合う企画会議が行われ、活発に意見交換する様子が見られました。話し合ったことを元に、色・形・構成に気を配りながらデザインを絵の具で制作しました。

 12月には、自分の作品の発表会を行いました。「空港で売りたい」「都会で売りたい」「海外を視野に」「主婦層をターゲットに」「学校の購買で高校生をターゲットに」「子どもへのお土産に」など、各班の方向性と、一人一人のデザインを紹介しました。(株)みとさんにも、実際に売りたいパッケージを選んで頂き、ゆずっこ賞を決めました。どの作品にも生徒らしい着眼点があり、一人一人が違ったデザインを制作しました。他の生徒のデザインを鑑賞したことも発見があった様子です。

 生徒のデザインしたパッケージのゆずっこは、3学期ごろにキヌヤさんでの販売を行いますので、お楽しみに!

 

     ▲益田工房さんの講義の様子              ▲発表会の様子

 

    ▲図書館での活動                 ▲ゆずっこ賞に選ばれた作品