7月25日に、広島市立基町高校の吉田浩一先生を講師として招き、教育力アップを目的とした教科研修会(数学)を実施しました。吉田先生には2年5組で数学Ⅱ「対数関数」の授業をして頂き、その後授業改善についての協議を行いました。県内外からも多くの参加があり、授業改善に向けての視点を得ることができました。教員だけでなく、授業を受けた生徒も多くの刺激を受け、学習に向かう意欲を高めるきっかけとなりました。

授業は単元全体を俯瞰的に捉えることをねらいとし、指数関数をふり返りながら対数関数の導入をして頂きました。生徒も対話なかで授業に引き込まれ、真剣に、そして常に考えながら授業に参加していました。

 

(生徒の感想から)

・“対数とは何か”という疑問がやっと解けた。

・「グラフをなめらかな線で結んでもよいのか」と、私が今まで疑問を感じたことのなかった問いを投げかけられ、はっとした。いろいろなことをしっかりと確認しておきたい。

・1次関数、2次関数の特徴を確認した後、対数関数をそれを踏まえて教えて頂いたので、“関数”だという意識を強くつけることができました。

・昔習ったところから考える過程を導きだしていて、流れがある授業でわかりやすかった。

・何においても基礎が大切なんだと気づかされた授業でした。

・数学はただ公式を覚えるとか形式にあてはめて解くだけではなく、どうしたらそうなるのかというところまで知って、これからの数学に取り組みたいです。

IMG_0993 IMG_0994 授業の様子

IMG_0999 IMG_0986 協議会の様子