今年度はこれまでの課題研究の弱点を強化するため、これまでの内容を踏まえ、新たな取り組みをしていきます。

この最初の取組として4月28日(水)に広島大学大学院統合生命科学研究科の西堀正英教授に来校していただき、1年理数科、2年理数科、課題研究担当教員に向けて、課題研究の講習会を開催しました。

初めに、4限に2,3年生合同のSP(課題研究)を見学していただきました。各ゼミに分かれて実施しているため、体育館でのスポーツ科学ゼミを始め、家庭科準備室、物理教室、化学教室、生物教室と各ゼミの主に3年生と話をする中で、何で?どうして?という問いかけを次々にしてもらい、さらにアドバイスをいただきました。先生ご自身がそれぞれのゼミの話を大変興味深く聞いてくださり、話している生徒もどんどん話が出てくるといった感じで、1時間では足りないものとなりました。

5限の教員向けの講習会では、課題研究を指導するために何が大切なのか、必要なのか、また本校の研究の問題点を指摘していただきました。

6限は1年生理数科に向けて、課題研究とは、課題研究をする意義は何なのかを中心に、これから始まる課題研究のアドバイスをしていただきました。

7限は課題研究がスタートしている2年生理数科に向けて、テーマ設定、課題研究の進め方、注意点等を指導していただきました。大変ハードなスケジュールにも関わらず、毎時間パワフルでかつ説得力のある話をしていただき、意義ある時間を過ごせました。アドバイスが活きるよう、課題研究を進めていきます。