10月12日(日)から22日(水)に長崎県で開催された第69回国民体育大会に、選手として3年5組野﨑菜美さんと2年2組糸賀妃那子さん、弓道の監督として山根先生が出場しました。

”島根県の代表”として出場した感想を紹介します。

<陸上競技部> 野﨑 菜美 さん
長崎国体に出場しました。1日目の砲丸投は11m44cmで自己記録まであと2cmという好記録を出すことができました。2日目のやり投は1投目に自己記録を超える投擲をしていたものの線の上にのってしまいファール。その後は記録が出ず、悔しい結果となってしまいました。たくさん応援の言葉をいただきありがとうございました。この大会で、日本のトップクラスのレベルの高さを知りました。
国体が終わり、同時に私の高校での部活動も終わりを迎えました。こうして3年間やり遂げられたのは指導してくださった先生、いつも共に頑張った陸上部の仲間、応援してくれた友達、そして家族のおかげです。今まで本当にありがとうございました。
大学でも陸上競技を続けようと思っています。再び全国の舞台に立てるように、そして次はさらに良い成績を収められるように頑張ります。

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<弓道部> 糸賀 妃那子 さん
私は国体に出場し、色々なことを感じました。
島根県は近的も遠的も予選落ちだったのですが、他県の結果を見てもどこの県が決勝トーナメントに行ってもおかしくないような結果でした。そんな中で上に行けなかったことはとても悔しかったです。私自身、本番での結果はあまりいいものではありませんでした。なぜ私が良い結果を出せなかったのかを考えた時に、「自分の練習に対するいい加減さ」というのが出てきました。私はこれまで的に中らなかった時に、中らなかった原因を深く考えていませんでした。そのことに気づき、たくさん考えるようになったら1本矢を飛ばすのにも時間がかかり、そのとき改めて1本の矢がどれだけ大切なのか分かりました。
全体を通して私が思ったことは、何事も考えながら行動しないと意味がないということです。ただ闇雲にやっていても、意味のあることは生まれないんだと思いました。このように、国体に出場したことで学んだことは、絶対に忘れてはいけないし、無駄にしたくないので、私はこれからもし失敗してしまったことがあったら、何が原因なのかをきちんと考え、1つ1つ意味のあることをしていきたいと思いました。 

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<弓道部顧問> 山根 幸久 先生
この度、国体に監督として出場してきました。まずこの事実に対して感謝しています。今までの島根県国体少年チーム強化から得られた蓄積、本年度スタッフとして強化に携わっていただいた県内各校の先生方のご尽力、そして県内予選から本国体まで参加してくれた選手の皆さんの努力のおかげで、国体に出場することができました。出発前に全校生徒の前で壮行式を開いて頂いたこともとても喜んでおります。結果としては、予選敗退という残念な結果に終わりました。決勝進出まで紙一重の差であったこともあり、申し訳なく思っております。
私自身が学ぶことも多くありました。上手な選手の射技を学ぶことはもちろんですが、「一期一会」という言葉が脳裏に思い浮かびました。日々ある様々な出会いに感謝し、その中からできるだけ多くのものを得られるよう心構えをして日々生活していきたいと思いますし、生徒達の日々の出会いも充実させられるような教員を目指していきたいと思います。
また機会がありましたら監督としての職務を引き受け、国体に出場したいと思っております。その際は頂点を目指し、良い報告ができるようにしたいという夢を抱いております。
最後になりましたが、国体出場に際して応援してくださった皆様、および私の不在中に職務を代行して頂いたり陰ながら支えて頂き監督業務に集中できる環境を作って頂いた皆様方にお礼を申し上げ、感想とさせて頂きます。